北堀江病院コラム
2012/5/15

第54回 全国臨床糖尿病医会 学術集会

ゴールデンウイーク初日の4月28日午後、帰省客、行楽客が慌ただしく行き交う東京駅に一人、新幹線から降り立ちました。目的は、一泊二日の勉強合宿に参加するためです。その合宿とは、「全国臨床糖尿病医会」、日本の最高位に位置する実地医家の糖尿病専門医の研究会として、日本糖尿病学会、日本糖尿病協会、日本医師会、地域医師会に認知されているものです。

2004年に入会を許可されて以来今日まで、半年毎の学術集会に参加する度に、全国から集うカリスマ(?)糖尿病専門医の先生方との熱い議論、意見交換から、たくさんの元気、自信、そして宿題をもらって帰り、日々の診療に工夫を重ねてきました。

今回の内容です。

第一日目

  1. 現状報告「私はこうやっている」
    福島県、福岡県、神奈川県から参加の各先生方から、自院診療の報告と質疑応答
  2. 診療、保険のQ&A
  3. 保険改定の要点
  4. 症例検討
  5. Meet the Professor
    「1型糖尿病とカーボカウント」杏林大学教授 石田均 先生 ご講演
  6. 情報交換会  〜日付が変わるまで熱い議論のやり取り!

第二日目

  1. 全員討論「GLP-1製剤とインスリン製剤の使い分け」
    講演1「インスリンよりGLP-1製剤に変更した症例から得た教訓」
    講演2「GLP-1製剤の多彩な使い方」
    講演3「GLP-1受容体作動薬、DPP4阻害剤、持効型溶解インスリンの長所と限界」
  2. 中断症例の検討

まさに勉強合宿、糖尿病道場と呼ぶに相応しい、濃密な充実した内容と、さらに熱い激しい議論の応酬に、閉会した後の帰りの新幹線では、正直ぐったりとすぐに眠りにつく有様です。しかし、一夜明けると、めいっぱいの充電効果が発揮されて、妙に高いテンションで診療に取り組む自分がいます。

さて、次の集会までにどれほど宿題、課題がこなせているか?、自分との勝負の始まりです。あっ、診療スタイルは決して熱すぎませんので、どうぞご安心を(笑)

新宮良介(しんぐう りょうすけ)
医療法人 日新会 理事長 / 北堀江病院 院長
日本糖尿病学会認定糖尿病専門医
全国臨床糖尿病医会 会員

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